「俺が女の事を考えているとはどのように見えるのだ?」と新本の話を信じることを前提として俺は質問した。
「具体的にだが、女性の事を考えていると少し桃色がかったオーラが見えるというか、恋しているからその様にみえるのだろう。俺の浮気調査は他人の心を見るとは、そのようにはっきりとして分かるものではなく、オーラが見える程度の抽象的なものだ。今の俺の特殊能力はその程度であるから、倉本さんに指導してもらわないと駄目なのだ」と話す新本。
「特殊能力開発センターとは本当にそのような力を得るのか?」と俺。
「それは本当だ。そんなことで嘘をつくかよ」と新本。

本。
嘘臭いという思いはあったがモッチーの事を考えていた自分の心を読んだ新本を信じたいという思いもあった。